使い捨ての代表格とされる割り箸は、国内で年間約250億膳消費されており、家屋に例えると約1万7千軒が燃やされていることになります。割り箸に間伐材が利用されることはごく一部であり、大半は安く入手できる海外の天然樹木を伐採して作られています。そのため過剰な森林伐採が原因である土砂災害や干ばつによる自然火災、さらには温暖化による異常気象など地球環境への影響は、今私たちが直面している最大の危機です。また海外ではフォークやナイフ、金箸が使われていますが、日本では使い捨ての割り箸が当たり前となっています。なぜ外での食事の時だけは使いにくい箸、使い捨ての箸で我慢しなければならないのでしょうか。一人でも多くの人たちがこの『my箸』を使うことで、環境問題を意識しつつ、箸使いのマナーを見直すきっかけになれば幸いです。